世田谷これまである記 -blog編-


上馬の民話  その1

今日は上馬です。

いつのころからか、上馬の道の上には大きな石がころがっていました。
人々はこの石をうなり石と呼んで、畏れていました。
ある時上馬村の清助という、働き者で有名な青年がいました。
しかしこの青年は、病気がちで年老いた母親を捨てようと思います。
そうして母親を背負ってうなり石の所を通ろうとしたとき、
どこからか声が聞こえてきました。
「母親を捨てるとは何事か。働き者といわれても、孝行しなければ駄目だ」
と石に言われたのです。
それを聞いて清助は改心しました。
その後も道を誤りそうな人を改めたり、
また上馬に入ってくる災いをその石が止めたりし、
上馬はうなり石のおかげで平和になりました。

というお話です。
働き者の青年が母親を捨てるなんて昔話にしては予想外だな、、
と思いつつも、いつの世も完璧な人はいないのですね。
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by hirainatsuko | 2006-04-12 20:11 | 民話・伝説

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