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世田谷これまである記 -blog編-


玉川地域の民話

今回は『ふるさと世田谷を語る』の玉川台・瀬田・玉川編を読んだのですが、この民話がどこの地域にあたるのかちょっと分からなかったため、玉川地域としました。(本文では用賀村と世田谷村の境になっていますが、そうすると今回の範囲から越えてしまう気がするので・・。)


世田谷村と用賀村の境に新道を作ることになりました。
しかしそこには先祖が植えた杉の木があり、それを切り倒さねばなりません。
村の者達が杉を切り倒していると、杉が火を吹いたり、また血を流したという騒ぎが起きました。
村の衆は作業を嫌がり、役人からお咎めがきたので、村の名主が切り倒された杉の所に行ってみました。すると風にのって、三本の親子杉だけは残してくれという声が聞こえてきます。
名主は役人に願い出て三本杉を残しました。この杉は父杉、母杉、子杉と名づけられ、村人や旅人に長く大切にされました。


というお話です。
三本杉を残したから何か恩返しがあるのかな、、、などと期待して読んだのですが、そんなことはなく、いたって何事もなく終わりました。

いや、でも、植物を大切にする心って大事ですよね、はい(汗)。
by hirainatsuko | 2006-05-09 12:26 | 民話・伝説

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